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徘徊高齢者QRコードで安否確認 愛川町

認知症などを理由に高齢者が徘徊した際の安否確認のため、愛川町はQRコードを活用した県内初のシステムを6月から導入しました。

2025年には65歳以上の5分の1が認知症になると国が推計しているなど、認知症や徘徊対策は自治体にとって避けては通れない課題です。 愛川町で3日から受付を始める新たなシステム。 徘徊する恐れのある高齢者の衣服や持ち物に貼ることができるQRコードです。 QRコードを読み取ると、家族にメールが届くほか、発見した場所や体調などを匿名でやりとりすることができます。 さらに、ウェブサイトには持病の情報や家族からの要望などものせることができます。 高齢者の家族と直接やりとりができるシステムは、愛川町が県内初の導入だということで町でも、2025年には1000人以上が認知症になっていると推計されています。 近隣自治体にまたがって徘徊する可能性もあることから、町の担当者は、シールを知ってもらい見かけたら読み取ってほしいと話しています。