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トクホ、初の許可取り消し ペプチド茶など6商品

消費者庁は23日、日本サプリメント大阪市)が販売する特定保健用食品(トクホ)「ペプチド茶」など6商品について、関与成分が表示通りに含まれていないなどとして、トクホの許可を取り消した。取り消しは1991年にトクホ制度が始まって以来初めて。

 許可取り消しとなったのは「ペプチド茶」「ペプチドストレート」「ペプチドスープEX」「ペプチドエースつぶタイプ」「食前茶」「豆鼓エキスつぶタイプ」の6商品。2001~05年にかけて許可された。

 消費者庁によると、ペプチド茶など4商品について、カツオ節由来の成分が必要量の100分の1程度しか含まれていなかった。同社の調査で14年3月に判明していたが、同社は今月に入って同庁に報告。同庁は悪質性が高いと判断し、許可取り消しに踏み切った。別の2商品では表示成分が含まれていなかった。同社は今月17日、これらの商品の販売を終了した。