国立感染症研究所がまとめた8日から14日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、速報値）によると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たりの患者報告数は3週ぶりに減少した。咽頭結膜熱（プール熱）や手足口病も減少に転じた。【松村秀士】

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約12.2％減の1.29人。都道府県別の上位3位は、鳥取（3.0人）、北海道（2.19人）、埼玉（2.02人）。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約16.7％減の0.25人。都道府県別の上位3位は、大分（0.78人）、新潟（0.72人）、鹿児島（0.56人）。

〔手足口病〕報告数は前週比約15.7％減の0.91人。都道府県別の上位3位は、島根（2.74人）、沖縄（2.71人）、岩手（2.7人）。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約10.7％減の2.99人。都道府県別の上位3位は、宮崎（8.6人）、大分（5.33人）、熊本（4.9人）。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約34.5％減の0.55人。都道府県別の上位3位は、香川（2.07人）、鹿児島（1.81人）、大分（1.22人）。

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