お知らせ・おすすめ情報

慢性の脳虚血がアルツハイマー病を加速させるメカニズムを解明(東京大学)

生活習慣病の管理がアルツハイマー病に有用

慢性の脳虚血がアルツハイマー病を加速させるメカニズムを解明(東京大学)

東京大学医学部附属病院神経内科坂内太郎登録研究員、間野達雄助教、岩田淳講師らは、高血圧や糖尿病による動脈硬化が慢性的な脳血流低下(慢性脳低灌流)を引き起こし、高齢者のアルツハイマー病(AD)を加速するメカニズムを明らかにしました。

アルツハイマー病(AD)の患者さんを対象とした観察研究から、高血圧や糖尿病などが原因の動脈硬化による慢性的な脳血流の低下(慢性脳低灌流)が、ADの症状を進行させることが知られていました。

本研究成果は、アルツハイマー病の進行を遅らせるために、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の管理をすることが有用であることを示唆していると考えられます。
(東京大学プレスリリースより一部抜粋)

東京大学プレスリリース
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/press_archives/20190226.html