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<認知症リスクを血液検査で判断>

加齢とともに認知機能は徐々に低下していきますが、大多数の高齢者は、記憶力以外の認知機能は障害されずに、問題なく社会生活を送ることができています。

しかし、日常生活は問題なく送れているものの、記憶力の低下が特に目立つ高齢は、将来的に認知症、特にアルツハイマー病へと移行しやすいということがわかってきました。

 

このような認知症予備軍とも呼ばれる
「軽度認知障害(MCI)」は、認知機能の低下を認められますが、まだ認知症とは呼べない認知症の前段階です。

一般の人では認知症への移行は年間1~2%ですが、軽度認知障害のグループでは年間10~15%という高率で認知症に移行していくといわれています。

 

認知症治療薬の進歩に伴い、認知症の早期発見、早期治療開始が重要になってきていますが、この「軽度認知障害(MCI)」を早く見つけるための血液検査があります。

筑波大学発のベンチャー企業MCBIが開発した「MCIスクリーニング検査」はアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドの蓄積を間接的に評価することで、軽度認知障害(MCI)のリスクを調べることができます。

認知症の早期発見を手助けする検査として、医療機関で受診が可能です。

株式会社 MCBI
http://mcbi.jp/