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【感染症情報】おたふくかぜ2週連続増-感染性胃腸炎は37都府県で増加(医療介護CBニュース)
国立感染症研究所がまとめた9日から15日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所)によると、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)と感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たりの患者報告数が増加した。咽頭結膜熱(プール熱)と水痘(みずぼうそう)は減少した。【新井哉】
〔流行性耳下腺炎〕2週連続で増加した。報告数は前週比約2%増の0.85人。都道府県別の上位3位は、山口(2.81人)、新潟(2.72人)、長野(2.69人)。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約22%増の6.48人。37都府県で前週よりも増えた。都道府県別の上位3位は、大分(18.25人)、福井(16.05人)、宮崎(15.25人)。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約37%増の1.45人。都道府県別の上位3位は、鳥取(4.16人)、山形(3.37人)、長野(2.98人)。
〔咽頭結膜熱〕4週連続で減少した。報告数は前週比約6%減の0.29人。都道府県別の上位3位は、富山(0.69人)、三重と鹿児島(共に0.64人)。
〔水痘〕報告数は前週比約25%減の0.43人。都道府県別の上位3位は、熊本(0.98人)、宮崎(0.72人)、北海道(0.71人)。