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65歳未満で発症の若年性認知症に理解を 認知症カフェ運営やイベント参加の取り組み紹介
65歳未満で発症する若年性認知症について、理解を深め支援の重要性について考えるフォーラムが16日、三重県四日市市で開かれました。
全国若年認知症家族会などが、毎年、開いているもので、三重県で初めての開催となるフォーラムには全国各地から600人以上が参加しました。
フォーラムでは、若年性認知症の当事者で作る「レイの会」のメンバーが、認知症カフェの運営やさまざまなイベントへの参加など、県内で行っている取り組みを寸劇で紹介し、「認知症になっても頑張っている多くの人がいることを知ってほしい」と呼びかけました。
このあと、三重県の鈴木知事が、2010年全国に先駆けて若年性認知症の支援コーディネーターを設置したことや、就労や家族も含めた心理面の支援など県の取り組みを説明しました。
そして、認知症サポーターの促進や民間資金を活用した認知症予防の取り組みなど、新年度の政策についても報告しました。