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欧米型の食事で発症リスク増加 国立がん研究センター
欧米型の食事で発症リスク増加 国立がん研究センター
2018.7.17 05:00
肉類やパンをよく食べるなど、食事内容が欧米型の傾向が強い男性は、前立腺がん発症のリスクがやや高いとの研究結果を国立がん研究センターなどのチームがまとめた。
40~70代の男性約4万3000人を14年余り追跡。
アンケートに基づき、食生活の傾向を(1)野菜、果物、大豆食品などの摂取が多い「健康型」(2)肉類のほかソフトドリンク、マヨネーズなどもよく取る「欧米型」(3)ご飯、みそ汁、干物などが多い「伝統型」に分類した。
各傾向の強さとがん発症リスクの関係を分析すると、欧米型傾向が強い人はそうでない人に比べ20%ほどリスクが高かった。
健康型傾向が強いと、そうでない人より約30%低リスクで、伝統型は関連がみられなかった。