おしゃべり掲示板
奥が深いぞ!とろみ剤
コメント数:1閲覧数:11025
介護の現場でよく見かける「とろみ剤」。
実はこれ、簡単なようで難しいものなんです。
「今日のお茶のとろみは濃いなあ」
「だまになったなぁ」
「とろみ剤を入れたときにはサラサラだったのに、時間がたったらどろどろだった」
こんな経験、ありませんか。
そもそも、とろみ剤のパッケージ、読んだことありますか?
とろみ剤はたくさん入れたからといって、早くとろみがつくわけではないのです。
ポイントはかき混ぜ方と、待ち時間です。
基本的な使い方は
① とろみ剤は液体をかき混ぜながら入れること。
② 15秒以上かき混ぜ続けること
③ とろみが安定するまで待つこと
※ジュースやスポーツドリンク、味噌汁などはとろみが安定するまで5~10分程度かかります
甘みや酸味、塩味のあるものはとろみ剤を入れてすぐにはとろみがつかないので、多めに入れてしまい、結果どろどろになってしまうことが多いようです。ここは、ぐっとこらえて待ちましょう!
とろみの濃さはまず1%程度(100㏄に1g、300㏄に3gなど)の薄めのものから様子を見ましょう。
※お使いのとろみ剤のパッケージを参考にして調整してください。
タグ:
コメント(1件)
- 最新コメント順
- コメント投稿順
片栗粉ととろみ材の違い
片栗粉ととろみ材の違いは何ですか?
-
よかった
0
さときよ
- 管理栄養士 訪問管理栄養士 介護食アドバイザー ジュニア野菜ソムリエ
質問ありがとうございます
大きな違いとしては…
①片栗粉は加熱が必要ですが、とろみ剤は加熱の必要はありません。どんな液体にも加熱なしで溶解することができます。
②片栗粉は食材の水分や私たちの唾液で分解され、水分に戻りますが、とろみ剤は唾液の影響を受けません。(例:八宝菜やマーボー豆腐を食べたとき、最後の方は水っぽくなります。あの現象はスプーンや端についた唾液でとろみのもとの片栗粉が分解されたからです。)
- PREV
- 1
- NEXT