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健康

ココナッツオイルはアルツハイマー型認知症に効果がありますか?

コメント数:2閲覧数:5615

ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸がアルツハイマー型認知症に効果があると聞きましたが、どのような効果があるのでしょうか?

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コメント(2件)

あおきひろし

  • 健康予防管理専門士
  • 管理栄養士

No.2

脳のエネルギー源はブドウ糖です。

「脂肪酸」には、さまざまな種類があります。分子が鎖状につながっていて、その「長さ」によって分類されます。一般的な油は、分子の鎖が長い「長鎖脂肪酸」から成り立っていますが、ココナッツオイルに含まれる「中鎖脂肪酸」は、鎖の長さがその約半分の脂肪酸です。
 脳のエネルギー源はブドウ糖です。しかし、アルツハイマー病の脳では、ブドウ糖をうまく利用できなくなっていることが明らかになってきました。健常な脳と比べてブドウ糖の取り込みが著しく減少しており、ブドウ糖が使えずにエネルギー不足に陥ると、脳細胞は機能不全状態になってしまいます。最近の研究では、体内にブドウ糖が不足してしまったとき、脳では肝臓で作られる「ケトン体」が利用されることがわかりました。中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸と比べて約10倍も多くのケトン体が作ります。中鎖脂肪酸が生み出すケトン体をエネルギー源として、再び脳が機能し始める可能性があるのではないかと、注目を集めて研究が進んでいます。

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中鎖脂肪酸

からはケトン体ができることがわかっていてブドウ糖の代わりに脳のエネルギーとして働くそうです。認知症を患っていると神経細胞が変化していて、ブドウ糖が上手く使えないそうです。ブドウ糖が不足していると脳が上手く働かないということでココナッツオイルは認知症の改善に期待されているんですね。ただ、認知症への効果はまだ分かっていないことが多く必ずしも効果があるとは言えないのが現状のようですね。また、ココナッツオイル全てが良いわけではなく、中鎖脂肪酸の割合が60~80%の製品が良いとのことでした。下記が分かりやすく説明されてましたので、参考になさってください。

http://xn--ecki3b1br4ab3jyd3due2d7560dgktj.com/kokonatttsu-oil-ninntisyou-kouka-tv-4840

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