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風疹患者報告数1000人超に、東京が最多 - 国立感染症研究所が「緊急情報」を発表
2019年の風疹患者報告数が1000人を超えたことが2日、国立感染症研究所が発表した「風疹流行に関する緊急情報」(3月27日現在)で分かった。都道府県別では、東京が最も多く、首都圏の4都県が全体の約6割を占めている。【新井哉】
3月24日までに風疹と診断された患者報告数は1033人。都道府県別では、東京が309人で最も多く、以下は神奈川(140人)、千葉(99人)、大阪(92人)、埼玉(64人)、福岡(60人)、兵庫(32人)、愛知(25人)、北海道(20人)、広島(16人)、三重と京都(共に15人)などの順だった。
同研究所は、「特に配慮が必要な職種」として、医療関係者や保育士、消防士、教職員を挙げ、患者報告数を緊急情報に記載。医療関係者では、「看護師」が4人、「薬局勤務」が2人、「検査技師」「看護助手」「歯科事務職員」がそれぞれ1人報告されているという。