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地域リハビリテーションサポート医を養成 静岡で研修会
静岡県と県医師会は24日、全国に先駆けて本年度から制度化した「地域リハビリテーションサポート医」を養成する研修会を、静岡市駿河区のグランシップで開いた。サポート医を志す県内の医師54人が参加した。
地域リハビリテーションサポート医は、行政や保健師などと連携して各地域の健康増進を担う。
参加者は各市町や地域包括支援センターの職員らと地域別でグループワークを行い、今後の取り組みについて考えた。リハビリテーションの認知度が低い現状を課題に挙げるグループが多く、高齢者の患者に健康に関する行政の活動を紹介したり、医療の講演会に理学療法士を招いたりして周知を図る必要性を話し合った。
東京都リハビリテーション病院の堀田富士子医療福祉連携室長による講演のほか、作業療法士がサポート医に求められる能力などについて説明も行った。静岡新聞社