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都内インフル警報基準超え、集団感染443施設

東京都は17日、都内のインフルエンザの流行が「警報レベル」を超えたと発表した。都は、小まめな手洗いやマスクの着用、適度な加湿、換気などの徹底を呼びかけている。

 発表によると、昨年末に「注意報レベル」を超えたが、今年に入って患者が急増。1月7~13日の1週間に、インフルエンザ患者の1医療機関あたりの報告数が30人を超えた保健所が、都内31か所のうち16か所に上った。16か所の管内に住む人は都民の56・6%で、警報の基準を超えたという。

 13日までに、都内の学校や社会福祉施設などで発生した集団感染の報告数は計443施設。学級閉鎖などの措置をとった学校、幼稚園は計236施設に上った。