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唾液のにおいで口腔がんを検出 北九州市立大と九州歯科大の研究グループ

 

北九州市立大と九州歯科大(北九州市)の研究グループは、唾液に含まれるにおいを持つ成分から、口腔がんを見つける技術を開発した。専門誌の電子版に掲載された。がん患者と健康な人の唾液に含まれる特徴的なにおい成分の違いを確認したという。簡単で迅速ながん診断への利用が期待される。

 北九州市立大の李丞祐教授らは、口腔がん患者と健康な人計20人から唾液を採取し、特徴的な成分としてエタノールなど12種類を特定した。特に4種類で高確率で違いが現れるという。