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「地域型」の認知症疾患医療センターを指定 - 京都市、「医療提供の強化を図る」(医療介護CBニュース)

京都市は5日までに、認知症疾患医療センターとして、北山病院(左京区、448床)を指定した。単科の精神科病院などが対象となる「地域型」として、認知症の医療相談や外来対応に加え、認知症初期集中支援チームの後方支援などを担う。【新井哉】

 市は、公募型プロポーザル方式で指定候補者を募集し、審査を実施。7月に北山病院を指定候補者に決め、指定に向けた手続きを進めていた。指定期間は2022年3月31日まで。市は「地域の認知症疾患の保健医療の推進・向上を図り、認知症医療提供のさらなる強化を図る」としている。

 市内では、京都府立医科大附属病院(上京区、1065床)が「基幹型」の同センターとして府から指定されている。「地域型」の同センターの指定は、市内では初めて。