介護・医療関連ニュース
-
【ベストセラー健康法】血管病を未然に防ぐためのノウハウ 1日10分でできる“血管強化”(ZAKZAK)
心臓や脳の血管の詰まりや破裂によって起きる血管病。日本人の4人に1人が心筋梗塞や脳卒中によって命を落とす現在、見過ごすことのできない存在だ。そんな血管病が引き起こす突然死や寝たきりの生活を避けるために、今すぐ始めるべきことがある-
今回紹介する本は『1日10分! 強い血管をつくる5つの習慣』(杉岡充爾著・同文舘出版)。救命救急の分野で1万人以上の心臓疾患の治療にあたってきた著者の経験を元に、血管病を未然に防ぐためのノウハウをまとめたものだ。
血管病の根本原因は、主に3つある。その1つは、「血液栄養バランスの乱れ」。血管に必要な栄養素が極端に欠乏し、不必要なものが体内に蓄積することで、生活習慣病を招き、血管の詰まりや破裂を引き起こすケースだ。
2つ目の「身体バランスの乱れ」は、運動不足による血管の老化のこと。血管は常に適度な刺激を受けていないと、簡単に衰える性質を持つため、運動を怠れば怠るほど、血管の若々しさも失われていく。
3つ目の「ストレスバランスの乱れ」は、心身への過剰なストレスが、知らず知らずのうちに蓄積し、その影響が血管にまで及ぶケース。生活習慣病のない、一見健康そうな人の突然死の原因の多くを占めるのがこれだ。
「血管病を未然に防ぐために必要なのは、“血管強化”の習慣。血管を強化することで、血管は若返り、今よりも一歩も二歩も上の健康を手に入れられる」と著者はいう。
本書では、「血管への正しい栄養補給」、「血管のデトックス」など、血管強化の5つの習慣を紹介している。