介護・医療関連ニュース

【サプリで認知症予防&健康長寿】アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減(ZAKZAK)

早いもので、もう如月(きさらぎ=2月)です。皆さま、健康に関心を寄せながら生活をしておられますか。今年は、ぜひ「健康元年」としたいのです。

 厚生労働省は昨年12月、2016年の人口動態統計の年間推計を発表しました。昨年生まれた赤ちゃんの数(出生数)は98万1000人と、前年の100万5677人(確定数)からなんと2万人以上も減ったのです。統計を取り始めた1899年以降初めて100万人を下回ることになりました。少子化に歯止めがかからない状況が改めて浮き彫りになったのです。

 出生数が減少しているのは、1971-74年生まれの第2次ベビーブーム世代の女性が40歳代半ばにさしかかったことや、初婚年齢が上昇していることが考えられます。

 一方、世界有数の長寿国といえど死亡数は129万6000人で、戦後最多となりました。死亡数から出生数を差し引いた自然減は過去最大の31万5000人で、人口減が加速していることが一段と鮮明になってきました。死因別ではがんが約3割を占め、心疾患、肺炎、脳血管疾患と続いています。

 一方、政府は2017年度予算案で社会保障費の伸びを約5000億円に抑制するため、一定の所得がある高齢者に医療・介護費の負担増を求めることにしました。高齢者を一律に優遇する仕組みの継続が難しくなったからです。

  • 前ページ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 次ページ