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厚労省、生野菜の殺菌徹底を通知 老人ホーム食中毒受け

千葉県市川市東京都羽村市有料老人ホーム腸管出血性大腸菌O(オー)157による集団食中毒で計6人が死亡したのを受け、厚生労働省は16日、高齢者施設で野菜を加熱せずに提供する場合、次亜塩素酸ナトリウムでの殺菌を徹底するよう、都道府県などに通知した。

 同省によると、両施設で8月22日に提供された「きゅうりのゆかり和(あ)え」を食べた84人が下痢や血便などの症状を訴え、うち80~90代の男女6人が死亡した。キュウリは、生産や流通の過程で汚染された可能性があるという。