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インフルエンザが流行期に 埼玉県、予防呼びかけ 外出後の手洗いや湿度の保持など感染予防を呼び掛け
埼玉県は5日、インフルエンザが流行期に入ったと発表した。せきエチケットや外出後の手洗い、適度な湿度の保持など、感染予防を呼び掛けている。
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県保健医療政策課によると、11月に入ってから患者数が徐々に増加。県内259カ所のモニター医療機関からの報告数(週単位)は、第48週(11月26日~12月2日)に1カ所当たり1・19人となり、県内の流行開始の指標である1・00人を超えた。
県内では4日までに、すでに小学校23校、中学校4校で学級閉鎖、幼稚園1園、小学校2校で学年閉鎖の対応を取ったという。
インフルエンザの主な感染経路は、せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染。空気が乾燥すると粘膜の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなる。同課は「今後、県内における流行の拡大が予想されるので注意が必要」とし、加湿器などを使用し50~60%の適切な湿度を保つことや、予防接種などの対応を勧めている。