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風疹流行、医療関係者の患者報告数が増加 - 医療・病院事務が最多(医療介護CBニュース)

風疹に罹患する医療関係者が増えていることが30日、国立感染症研究所の「緊急情報」で分かった。2018年の医療関係者の患者報告数は、同研究所が公表済みの10月3日時点の情報と比べて8人増え、33人になった。医療関係者の内訳も示しており、医療・病院事務の報告数が最も多かった。【新井哉】

 同研究所は、「特に配慮が必要な職種」として、医師や看護師などの医療関係者や保育士、消防士を挙げ、患者報告数を「緊急情報」に記載している。

 医療関係者の中では、医療・病院事務の患者報告数が10人で最も多く、次いで看護師(7人)だった。医師も4人おり、薬剤師や放射線技師、看護助手(いずれも2人)なども報告されている。

 風疹を巡っては、1週間当たりの患者報告数が7週連続で100人を超えている。首都圏を中心に流行が続いており、18年の報告数(21日までの速報値)は1486人に上っている。

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