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熱中症:搬送者2万2647人…16~22日 消防庁
総務省消防庁は24日午前、熱中症の症状で16~22日の1週間に救急搬送された人数が全国で2万2647人にのぼり、1週間分の集計を始めた2008年以降では最多となったと発表した。このうち65人が死亡し、1週間の死亡者数も08年以降で最多となった。
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最近の猛烈な暑さで搬送者が激増した。9~15日の9956人の2倍以上となった。また、4月30日から7月15日までの搬送者数の速報値は2万1166人。7月16日以降の1週間分だけで、それまでの2カ月半を上回った。
最近1週間の搬送者の年齢構成は、65歳以上の高齢者が1万525人で全体の46.5%を占めた。続いて18歳~65歳未満の成人が36.1%の8169人。7歳~18歳未満が16.2%の3665人。7歳未満の乳幼児は1.3%の288人だった。
都道府県別では、東京都が最多で1979人、愛知県1954人、大阪府1779人、埼玉県1617人の順だった。【浜中慎哉】