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健康と食育を楽しく学ぶ 和歌山県主催フェスタ
健康づくりや食育について学ぶイベント「わかやま健康と食のフェスタ2017」が29日、和歌山市手平の和歌山ビッグウエーブで行われた。楽しく食を学べるブースや試食ブースなどが立ち並び、子供から高齢者まで多くの人が訪れた。
県民の健康寿命を延ばすための取り組みを知ってもらったり、食育や地産地消の推進につなげたりしようと県が主催。昨年から開催し、今回は45の企業・団体がブースを出展。食や健康をテーマに書かれた「健康川柳」の応募作品も613点が展示された。
健康づくりについて学ぶブースでは、骨密度測定や血圧測定、調剤体験などを実施。このほか、和歌山でとれる野菜や果物を紹介したり、ゲームなどを通して楽しく食材について学んだりするブースが設けられ、試食ができるブースでは多くの人が列を作った。
羽衣国際大学(堺市)のブースでは、箱の中に入っている野菜を感触だけで当てるゲームを企画。
長女(7)と長男(4)がゲームに挑戦したという近くに住む主婦、佐々木泰子さん(36)は「食育を楽しく学べて、野菜に興味を持つきっかけになると思う。来年もあればまた来たいですね」と笑顔で話した。