用語集

高齢期のパーソナリティと適応

高齢期のさまざまな変化にうまく適応することは、その人にとって快適な人生を送る手立てとなる。一例としてライチャードらが分類した高齢期の適応パターンを①円熟型 ②安楽いす型 ③自己防衛型 ④外罰型 ⑤内罰型の5つに分類したものがある。
この5種類のうち、①~③はうまく適応するタイプであり、④と⑤は不適応タイプであるとされている。そのほかにも多くの研究者により、適応パターンにおける研究がなされている。高齢期のパーソナリティと適応と考える時には、その人のパーソナリティとその人が営んできた生活や現在の生活パターンを考慮することが重要である。