用語集

介護保険制度

わが国は急速な高齢化の進展によって、介護の問題が増大し、高齢者の不安要素となっている。このような社会情勢を踏まえ、誰もが介護を受けられる新たなしくみとして1994年3月に創設が提言された。この提言などを受けて197年12月に成立、2000年4月に施行された。
目的(第1条に規定)
「加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する」者などに対して以下のことが定めれれている。

これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ること。