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iPSから脳免疫細胞の製作―アルツハイマー研究に応用-京都薬科大学

京都薬科大学とシンガポール科学技術研究庁などのチームは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から、脳内の不要物を取り除く免疫細胞を作製することに成功したことを発表しました。

アルツハイマー病は脳のマクロファージ(脳内の不要物を取り除く免疫細胞)であるミクログリアの機能異常が発症に関与することがわかり始めており、今回研究チームは、iPS細胞から製作した脳特有の免疫細胞「ミクログリア」は、アルツハイマー病の原因たんぱく質「アミロイドβ」を食べることが確認できたとの事です。

アルツハイマー病など難治性疾患の研究や治療への応用に期待できるそうです。

京都薬科大学のプレスリリースはこちら
https://www.kyoto-phu.ac.jp/news/pdf/press-release20170719.pdf